3DCGクリエイターの勉強会「3DMU #13」に、MUGENUPの社員が登壇しました。
テーマは、リモートワークにおける遠隔コミュニケーションの課題と解決アプローチについて
MUGENUPは2012年より本格的にリモートワークに取り組み、今では北海道から九州まで全従業員の約4割が、フルタイムの在宅勤務としてリモートワークで活躍しています。また、日本だけではなく世界中の約3万7千人のクリエイターにご登録いただき、皆様と共に3DCGやイラストなどのクリエイティブを制作しています。
先日、都内で開催された「3DMU #13」において、MUGENUPの3DCGチームをリーダーとしてまとめる星田が登壇。MUGENUPが考える、リモートワークにおける遠隔コミュニケーションの課題や解決アプローチについて、お話させていただきました。
「3DMU(3DCG Meetup)」とは
「3DMU(3DCG Meetup)」とは、3DCGクリエイターによる情報交換&スキルアップ促進の為の勉強会です。第一回目が開催されたのは2014年4月27日(日)のこと。回を重ねるごとに規模も大きくなり、今では4年目を迎えた業界注目の勉強会です。
13回目となったこの日も、100名を超える3DCGクリエイターの皆様が集まりました。
リモートワークのメリットは「効率が上がること」
一方で、やってみたら「効率が下がった」という声も
まずはMUGENUPについて簡単に自己紹介をしたあと、国土交通省の発表した調査データをご紹介させていただきました。
国土交通省が今年の6月7日(水)に発表した「平成28年度テレワーク人口実態調査」(※)によりますと、リモートワークを実施したメリットとして「業務効率が上がった」「自由に使える時間が増えた」という回答が4割をこえています。その一方で、「仕事時間(残業時間)が増えた」「業務の効率が下がった」というデメリットの回答も目立っています。
テレワークのメリットは「業務の効率が上がること」であり、同時に「効率が下がってしまった」という声も大きいのが現状のようです。
MUGENUPは、リモートワークで効率が下がってしまうポイントを、遠隔コミュニケーションにおいて課題があるためだと考えています。
遠隔コミュニケーションでは、コミュニケーションそのものに時間がかかってしまうという課題、そして制作したクリエイティブの監修に時間がかかってしまうという課題が考えられます。それはいったいどういう課題なのか、またどのように解決に向けて取り組んでいるのかについて、MUGENUPのCGチームリーダーからお話させていただきました。
また、課題解決のアプローチの一環として、MUGENUPが自ら開発しているクリエイティブに特化したプロジェクト管理ツール「Save Point」や、専用のDCCツールを必要とせずに「Save Point」上で3Dモデルやアニメーションの確認が可能となる「3Dビューワー機能」についてもご紹介させていただきました。
特に「3Dビューワー機能」については、参加者の皆様からご注目いただき、その場でデモをご覧いただいている方も多数いらっしゃいました。
この日の「3DMU」において、MUGENUPの発表したスライドは、以下のページで公開しております。
https://www.slideshare.net/MUGENUP/3dmu-mugenup1211
また、プロジェクト管理ツール「Save Point」の「3Dビューワー機能」については、以下のページで機能の詳細をご紹介しております。
https://www.savept.com/features/3dviewer.html
この日、MUGENUPが参加した「3DMU」のセッションは、「3Dビューワー機能」を共同開発した株式会社GUNCY’Sの皆様といっしょに登壇しました。GUNCY’S様ならではのリモートワーク時代のマネジメント手法や、「3Dビューワー機能」を実現したWebGLについてのお話もあり、この日のセッションは終了しました。
MUGENUPは、今後もクリエイターの新しい働き方と効率的な環境づくりを目指してまいります。
※国土交通省「平成28年度テレワーク人口実態調査」の結果を公表 ~多様なテレワークの実施実態を把握~ http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi02_hh_000067.html