MUGENUP初の自主制作映画『diff』　連載コラム第4回！

MUGENUが初めて取り組んだ自主制作映画『diff』。アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020」（以下、「SSFF & ASIA 2020」）ジャパン部門の上映作品に選出された本作を探る、連載コラム第4回！　今回は、映画祭の様子をレポートします！

『diff』公式ページ
https://otterpictures.jp/diff/

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020」公式ページ
https://www.shortshorts.org/2020/

米国アカデミー賞公認！
今年で22回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭「SSFF & ASIA 2020」

「SSFF & ASIA 2020」とは、俳優の別所哲也さんが主宰する国際短編映画祭で、22回目を迎えました。世界105の国と地域から集まった作品はなんと約3,000本以上！その中から約200作品が上映作品として選ばれました。

当初、「SSFF & ASIA 2020」は6月に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で9月に延期。改めて9月16日（水）のオープニングセレモニーを皮切りに、表参道ヒルズ スペース オーやiTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ 、渋谷ストリーム TORQUE SPICE & HERB,TABLE & COURT、赤坂インターシティコンファレンスなどの会場で開催されました。

映画祭の開幕を華やかに彩ったオープニングセレモニー！
オンラインで世界中のクリエイターをつなぎ、youtubeで全世界に配信。

2020年9月16日（水）に開催されたオープニングセレモニーでは、司会として映画祭の主催であり代表をつとめる別所哲也さんとフェスティバルアンバサダーのLiLiCoさんが登壇。また映画祭のナビゲーターであるGENERATIONS from EXILE TRIBE 白濱亜嵐さんや、世界中の監督や脚本家などといったクリエイターもオンラインで登場し、セレモニーの様子はyoutubeで全世界の映画ファンに向けて配信されました。さらに剛力彩芽さんや要潤さん、奥菜恵さんなど、豪華な顔ぶれが登場し、それぞれ新プロジェクトも発表されました。

ステージを背景にOtter Picturesの西山（右）と阿部（左）。マスクは映画祭オリジナルのものです。

センターに要潤さん、そして奥菜恵さんと剛力彩芽さんという豪華な顔ぶれのフォトセッション。

配信されたオープニングセレモニーのアーカイブはこちら！

「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」でいよいよ『diff』の上映！

『diff』の上映会場となった「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」前で、伊藤（右）、西山（中）、阿部（左）。

『diff』の上映は、9月21日（月祝）、二子玉川の「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」で行われました。この日は『diff』の他にも深田晃司監督の短編作品『鳥（仮）』や、韓国や中国の作品も上映されるプログラムとなっており、なんとチケットは完売！新型コロナに配慮しつつも、熱心な映画ファンが集まっていました。

MUGENUPからも代表取締役である伊藤や、Otter Picturesの西山と阿部が参加。自分たちの作品が上映される晴れの舞台に、緊張も高まります。実はスケジュールを勘違いして1時間早く到着してしまったメンバーもいましたが、幸い！？にも、会場の目の前にはビアガーデンがあり、ここで上映前の軽いひと口を・・（笑）

会場のすぐ目の前のビアガーデンで上映時間を待ちます。

映画祭のクライマックス、アワードセレモニー！
和泉元彌さんやEXILE HIROさん、白濱亜嵐さんなど、豪華ゲストが舞台に登場！

そして9月26日（日）、「SSFF & ASIA 2020」の最終日を飾るアワードセレモニーが開催されました。この日は映画に関わった出演者や監督の他、審査員の皆様など多彩なゲストがステージに登壇し、セレモニーを彩っていました。またセレモニーに先駆けて、これまた豪華なゲストの方々がレッドカーペットに登場。映画祭代表の別所哲也とアンバサダーのLiLiCoさん、オフィシャルコンペティション審査員からはかたせ梨乃さんや永瀬正敏さん、さらにEXILE HIROさんやEXILE AKIRAさん、そして三池崇史監督など華やかな顔ぶれがレッドカーペットに足を降ろしました。

アワードセレモニーでは、ジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」や、第92回アカデミー賞短編部門へのノミネート候補作品となる各優秀賞など、計8つの賞の発表・表彰が行われました。

MUGENUP初の試みとなった自主制作映画が、このような栄誉ある国際短編映画祭で上映作品に選出されたことを、本当に光栄に思います！

レッドカーペットに並ぶ別所さんとGENERATIONSの皆さん。

フォトセッションの様子。LEDスクリーンには共に優秀賞を受賞したチャーリー・マントン監督とチャールズ・シウジー・ドン監督の姿も。

アワードセレモニーのアーカイブ映像はこちら！

MUGENUPとOtter Picturesは、これからも創造性あふれる様々な作品作りに挑戦してまいります。

Otter Pictures公式HP　https://otterpictures.jp/

『diff』コラムシリーズ

第1回　「業界の意識を変えたい――自主映画制作に隠された信念」

第2回　「『diff』を作って分かった、映画制作の未来に必要なこと」

第3回　「自分たちの“創る場”を、作る。『diff』はその狼煙」

第4回　「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア2020」レポート

第5回　「皆が主体的だった『diff』の挑戦。そして得られたもの」