静岡県裾野市立東中学校の職業講和に、MUGENUPのアートディレクターが参加しました。
「絵を描く職業」は、中学生に大人気!
ソニー生命保険株式会社様の調査(※)によると、将来なりたい職業として「絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)」は中学生から高い注目を集めています。特に女子中学生においては大人気で、「歌手・俳優・声優などの芸能人」に続く人気です。
先日、静岡県裾野市立東中学校で行われた職業講和にMUGENUPが参加させていただき、中学生の憧れの職業であるイラストレーターについて普段の仕事内容などをお話させていただきました。
職業講和とは
職業講和とは、次世代を担う中学生のキャリア教育の一環として行われるものです。様々な職業のプロが実際の仕事の内容や苦労、やりがいなどを学生に向けて語り、仕事の大切さや将来就きたい職業について生徒たちが考えるきっかけとなることを目的としています。
まずは講話プログラムの開催前に、この日参加する講師がならんで、裾野市立東中学校の1年生の皆様にご挨拶させていただきました。
この日は、和菓子屋や保母、看護師、アスリート、救急隊員、ラジオのアナウンサー、農業経営者など、多数の方々が講師として参加されていました。
生徒の皆様の前で、イラストを制作するお仕事の内容や、ネットワークでつないだイラスト制作を実演。
生徒の皆様の前に登壇したのは、静岡県三島市出身の弊社アートディレクターです。
三島市は裾野市のすぐ南に隣り合っており、車で10分20分という距離ですから生徒の皆様にとってもとても親近感を感じていただけたようです。
最初に自己紹介をしたあと、MUGENUPが普段はどのような仕事をしているのかや、ゲーム会社とイラストレーター、そしてMUGENUPの役割をご説明しました。
MUGENUPは、日本全国だけではなく世界中のクリエイターをネットワークでつなぐことで、時間や場所にとらわれることない「働き方」を実現しています。また、イラスト制作の工程を分業化することで、線画や彩色など得意なジャンルを活かして絵のお仕事ができることなどをお話しました。
この写真は、イラストのクオリティを高めるために、どこをどのようにチェックしているのかを説明している様子です。
特に生徒の注目を集めていたのは、実際にネットワークをとおしてイラストを制作する様子の実演です。
ネットワークの先につながっている相手は、これまた静岡県静岡市に在住の弊社のメンバーです。
同じ静岡県といっても、裾野市と静岡市は高速道路で1時間を超える距離があります。離れた場所をネットワークでつないで、お互いの画面をリアルタイムに共有し、「腕の仕草はこうしましょうか」「カメラはちょっと煽りぎみで」などとコメントしながら線画を書いていくのは、中学生の皆さんにとても新鮮だったようで、瞬きも忘れるほどに見入っていました。
最後には、これからイラストが上手くなるためにはどうすればいいかについて、お話しました。 5分でも10分でも、毎日少しでも手を動かして絵を描いて練習すること。アニメやゲームのイラストにもトレンドがあり、ファッションや髪型にも流行があるから、常に感度を高めてアンテナをはっていくこと。そして今の勉強はイラストを描く上で必ず役に立つこと。例えば「織田信長」をキャラクターとして描くとなったら、それがどんな人物でなにをしてきたかという知識が必要になるなど、イラストを描くだけではなく学校の勉強もしっかりがんばること。などをお話させていただきました。
MUGENUPの職業講和が、裾野市立東中学校の皆様にとって少しでも学びや気づきにつながっておりましたら幸いです。
そして将来、イラストレーターに限らずとも、自分の夢を実現して活躍されることを祈ってます!
静岡県裾野市立東中学校の皆様、ありがとうございました!
当日の様子は、裾野市の地元新聞「裾野ジャーナル」にもご紹介いただきました!
※ソニー生命保険株式会社様による「中高生が思い描く将来についての意識調査2017」より。 http://www.sonylife.co.jp/company/news/29/nr_170425.html